不登校の小中学生、2年連続増加 小学生の割合は過去最高


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 2014年度に病気や経済的理由以外で年間30日以上欠席した「不登校」の小中学生は、前年度より3285人増の12万2902人で、2年連続で増加したことが6日、文部科学省の学校基本調査(速報値)で分かった。小学生は1691人増の2万5866人で、全児童に占める割合は0・39%(255人に1人)と過去最高となった。

小中学生の不登校は08年度から5年連続で減っていたが、13年度から増加に転じた。全小中学生に対する割合は82人に1人に当たる1・21%だった。これまでで最も多かったのは01年度の13万8733人。
(共同通信)