経済

那覇空港、ターミナル間に屋根付き歩道橋建設

 那覇空港ビルディング(NABCO、那覇市、兼島規社長)と県は、国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルをつなぐ屋根付きの歩道橋を建設する。2016年6月の供用開始を目指す。国内線ビルと国際線ビルの間は、雨や日差しをよける屋根付きの通路がなく、観光客は重いスーツケースを雨にぬらしながら移動するなど苦情が多かった。

 NABCOは、利用者からのクレームを受け14年5月から国内線ビルと国際線ビル間の無料シャトルバスを運行したり、15年5月からカート用のレインカバーを配布したりするなどして対応してきた。屋根付きの歩道橋を整備することで、利用者が感じる不便さを解消し、観光客の満足度向上を図る考えだ。
 歩道橋は今月に着工する予定で、国内線ビルと国際線ビルの2階部分に連結する。現在建設中の新しい立体駐車場や、大型観光バスの乗り場ともつなげることで利便性の向上を図る。県は一括交付金を活用し、歩道橋の総事業費のうち約7億4250万円を補助する。
 将来的には、国内線ビルと国際線ビルをつなぐ連結部分のターミナルビルの建設も予定されている。NABCO幹部は「沖縄を訪れる観光客が不便に感じていることに対する対応は必要だ」と説明した。
 14年度の入域観光客数は、前年度比9・0%増の716万9900人、外国人観光客は57・2%増の98万6千人で過去最高を記録した。一方で、国際線旅客ターミナルビルの手狭さや、駐車場からの距離などの課題も指摘されていた。
(阪口彩子)
英文へ→Naha Airport to install enclosed pedestrian bridge between terminals



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