日銀、大規模緩和継続を決定 景気判断は据え置き


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 日銀は7日、金融政策決定会合を開き、物価が上昇に向かう道筋は維持されているとして、大規模な金融緩和の継続を賛成多数で決めた。生産や個人消費の回復はやや鈍っているが、一時的な動きとみて景気の現状判断を「緩やかな回復を続けている」で据え置いた。

 今回の会合では、中国や東南アジア経済の減速を受け、このところ弱さが見られる鉱工業生産や輸出の動向を点検。今後の景気回復や物価上昇を支える上で鍵となる消費の先行きについても議論した。
 最近の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は原油安が響き0%程度で低迷している。
(共同通信)