県代表3人、珠算団体全国一 7年ぶり3度目


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都道府県対抗競技で優勝し、保護者らと喜び合う(左から)知念優里奈さん、島袋羽亜菜さん、照屋里佳さん=9日午後10時29分、那覇空港

 全日本珠算選手権大会が8日、京都市で開催され、団体戦となる都道府県対抗競技に沖縄代表として出場した照屋里佳さん(15)=球陽高1年、知念優里奈さん(15)=沖尚中3年、島袋羽亜菜さん(12)=泡瀬小6年=が県勢として7年ぶり3度目の優勝に輝いた。

森啓夢君(11)=泊小5年=は読上暗算競技(個人)で3位、知念さんは個人総合で4位となった。
 照屋さんは「優勝は素直にうれしい。11月に沖縄で開催される全九州珠算選手権大会に向けて、気合を入れ直したい」と新たな目標を見据えた。知念さんは「大会中、手の震えが止まらなかったが優勝できてうれしかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。島袋さんは「小学生日本一を狙っていたが緊張で力が発揮できなかった。10月の全日本通信珠算競技大会で日本一を目指したい」と抱負を述べた。