写真甲子園 浦添工、優勝旗手に凱旋


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空港で祝福を受ける浦添工業の(左から)宮平愛美さん、佐和田星さん、普天間皐月さんと仲眞富夫教諭=9日夕、那覇空港

 北海道で開催された第22回全国高校写真選手権大会「写真甲子園2015」で12年以来3年ぶりに日本一に輝いた浦添工業の選手らが9日、凱旋(がいせん)した。那覇空港到着ロビーでは選手らを、巨大な横断幕を持った同級生や学校関係者が出迎えた。

選手らは多くの出迎えに驚きながらもあらためて喜びをかみしめていた。
 仲眞富夫監督は「北海道にいる間、生徒はハードスケジュールとプレッシャーの中で頑張ってくれた。支えてくれた周りの人のおかげで部員は成長できた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 主将で3年の宮平愛美さん(17)は「作品から自分たちや被写体の『ぬくもり』を感じられるような作品に仕上がって良かった」と笑みを浮かべた。3年の普天間皐月さん(18)は「早起き(午前4時半起き)は大変だったけど、大会は楽しめた」とほほ笑んだ。2年の佐和田星(あかり)さん(16)は「先輩たちと今大会に出られて良かった。来年は連続優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。