「農家の仕事は大変」 糸満、親子23人が収穫体験


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
<収穫体験>ゴーヤーの収穫を喜ぶ親子=9日、糸満市新垣の農場

 子どもたちを中心に食の力を付けようと、「ウチナー野菜の収穫と流通体験」(琉球新報主催、コープおきなわ運営協力)が9日、糸満市のファーマーズマーケットいとまんを拠点に行われた。

親子ら23人が参加し、畑での収穫から店頭での販売を体験しながら、食の大切さについて学んだ。
 琉球新報社が行う農林水産省・消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業の一環。糸満市新垣の農場では、ゴーヤーの受粉と収穫、チンゲン菜の植え付けなど農家の仕事を一通り体験。ファーマーズでは、農作物の搬入現場を見学したほか、店頭では「私たちが収穫した野菜です」と元気に声を張り上げていた。
 母と妹と参加した大沢衣乃里(いのり)さん(天久小4年)は「農家から市場まで、野菜がどっから来るのかが分かった。農家の仕事は大変と思った」と話した。同体験は9月13日も開催される。