【カナダ】県系人へ県が感謝状 移民115周年で記念式典


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
カナダ移民115周年記念式典で県系移民に感謝状を贈呈する安慶田光男副知事(右)=1日、レスブリッジ・ロッジ・ホテル

 沖縄からカナダに移住したカナダ移民の115周年記念式典が1日、カナダのレスブリッジ市内のホテルで催された。安慶田光男副知事や喜納昌春県議会議長ら沖縄からの訪問団が参加した。

安慶田副知事から高齢となった関係者に感謝状が手渡された。県人会からは歓迎の三線の演奏が披露された。
 式典に先立ち一行は、沖縄からの開拓者を悼む慰霊祭に参加した。慰霊祭にはレスブリッジ沖縄文化協会のケン・ナカマ会長らも参加した。
 記念式典にはクリス・スピアーマン市長やアルバータ州議会議員らも出席した。安慶田副知事が、翁長雄志知事のあいさつを代読し「沖縄とカナダを結ぶ絆が一層強まると確信している」と述べ、来年の世界ウチナーンチュ大会への参加を促した。
 一行は、訪問初日の7月31日にはカルガリーで県系人が経営する企業を訪問した。2日はレスブリッジのパバン公園で県系人と交流したほか、県系人が運営する空手道場を視察した。