ホーチキが火災報知機を交換 15万個超、高温で不具合も


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 火災報知機などを手掛けるホーチキは13日、無線式火災報知機の一部製品に不具合の可能性があるとして、計15万5853個を無償で点検、交換すると発表した。

 家庭やオフィス向けに販売した天井に付けるタイプの製品で、社内調査により火災を知らせる通信機能が高温の環境下で作動しない可能性があると判明した。
 ホーチキが販売したのは主にオフィス向けで、同社は「販売先や施工済みの建物を把握している」とし、顧客には14日以降、電話などで連絡すると説明している。
 不具合の可能性があるのは2010年5月から15年7月までに製造した無線式の火災報知機8機種。
(共同通信)