教育

宜野座村営塾、講師陣で人気 民間が授業、受験に特化

夏休み期間中に受験対策に励む宜野座高校3年の塾生=5日、宜野座村営学習塾「21世紀みらい」

 【宜野座】宜野座中学校と県立宜野座高校の生徒を対象にした村営学習塾「21世紀みらい」の入塾志願者数が、本年度に初めて定員を上回っている。村は本年度から、学習塾を経営する「アイ・ラーニング」(浦添市、加納滋徳社長)の傘下法人で学力向上支援を行う「教育振興会」に授業管理を委託している。

大学受験に合わせた予備校講師陣による授業内容が人気を呼んでいる。
 村内には民間の学習塾がない。村営学習塾は2010年度に始まった。授業料は無料で、村の予算で運営している。06年度に発足した「宜野座高校進学支援センター」を前身にしている。
 開塾以来、宜野座高校の国公立大学合格者は例年約2人から約5人まで増加したという。定員は中1から高3まで各原則15人の計90人。例年は志願者が中高合わせて70~80人で推移していた。
 本年度は109人が志願し、面接などを経て入塾生を選考した。基本的に国数英の3科目の授業を行う。おおよそ宜野座中の4人に1人、宜野座高の7人に1人が入塾していることになる。
 塾長は志良堂芳男村教育長が務める。授業管理の民間委託を始めた理由として、志良堂教育長は「これまでの生徒の実績や関係者の努力が認められた上で、より一層の内容充実を図った」と述べている。約90人の塾生を抱える労力の大きさから、14年度から民間委託の構想があった。
 塾生がもともと同じ学校の生徒同士ということもあり、授業の雰囲気は和やかだ。
 名桜大学を目指す宮里一貴君(高3)は「昨年までは学校の授業の補助的な内容だったが、ことしからはセンター試験対策もできるようになった。家からも近く、学習環境が整っている」と話した。



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