本場で4人優勝 タヒチ島・タヒチアンダンス世界大会


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タヒチアンダンスのソロ各部門で優勝から3位に入賞した(後列左から)儀間さん、長谷川さん、(前列左から)節田さん、堀内さん、仲村さん、島袋さん=10日、琉球新報中部支社

 【沖縄】7月13~15の3日間、ポリネシアのタヒチ島で開催されたタヒチアンダンスの世界大会「ヘイバイタヒチ2015」に出場した、北谷町のダンスクラブ「プアヒナノ」(堀内プアラニ保子代表)のメンバー6人が、ソロ部門の年齢・男女別の各ジャンルで優勝から3位までに入賞した。

 9~12歳の女性部門で優勝した島袋乃碧(のあ)さん(13)は、5~8歳、9~12歳までのジュニア部門の優勝者が競うグランドソロでも優勝。タヒチアンダンスの本場で開かれた世界で名を刻んだ。
 ソロ部門は生演奏のドラムに合わせ、即興で踊る。島袋さんは地元の新聞に大きく掲載された写真を手に「周りの人たちの迫力がすごくで緊張した」と振り返りつつ、レベルアップを誓った。
 10日、琉球新報中部支社に入賞者らが訪れた。5~8歳の女性部門で仲村月渚(るな)(8)さんが優勝、堀内有杏(りあん)さん(7)が準優勝、男性部門で節田新武(にいむ)さん(9)が優勝。13~17歳の男性部門で長谷川海(かい)さん(17)が優勝。
 全国でタイトルを保持する儀間貴哉(よしちか)さん(26)は26歳以上の男性部門で3位だった。「目標は優勝だったが、本場でダンサーもベテランも多かった。表現力が勉強になった」と気持ちを新たにした。
 日本代表として131人で初出場したグループ部門も、タヒチ独特の熱を感じながら楽しんで踊れたという。堀内代表は「多くのメンバーが入賞した。タヒチアンダンスをきちんと学んで、引き継げているんだという自負を持てた」と話した。