JA全中、集団指導方式で運営 奥野新会長が方針


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 全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長に就任した奥野長衛氏=JA三重中央会会長=は16日、津市で開いた会合で、JA全中をトップダウンではなく、集団指導方式で民主的に運営していく方針を示した。JA全中の歴史の中で集団指導方式を取り入れるのは初めてという。

 奥野氏は「(役員が)お互いに信頼し合える仲でなければ組織はうまくいかない」と指摘した上で、会長、専務理事、常務理事の常勤理事会を週1回開催し、さまざまな問題を議論した上で、方針を決めていく意向を示した。
(共同通信)