沖縄関係路線を運航する航空6社の7月の搭乗実績が17日までに出そろい、前年同月比1・1%増の138万2662人だった。主要路線の那覇―羽田は前年を上回ったが、関西路線は団体旅行運賃の利用が減少したために前年を下回った。
そのほか、本土と結ぶ離島路線が好調だった。
日本航空(JAL)は6・0%減の26万6486人。那覇―羽田と那覇―伊丹は前年を下回った。
全日本空輸(ANA)は3・6%増の65万1358人。深夜便「ギャラクシーフライト」の就航による提供座席数の増加や本土と結ぶ離島路線が好調で推移した。
日本トランスオーシャン航空(JTA)は0・6%減の24万9166人。台風の影響などで前年を下回った。琉球エアーコミューター(RAC)は2・7%増の3万7461人。石垣―与那国や宮古―石垣が好調だった。
スカイマークは那覇―羽田などの減少で11・8%減の11万3982人となった。スカイネットアジア航空(ソラシドエア)は那覇―中部と那覇―石垣の新規就航などで63%増の6万4209人となった。