県内7月観光客、最高71万人 中国客大幅増、国内客は減


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 県文化観光スポーツ部が20日に発表した7月の入域観光客数は前年同月比9.2%増の71万4千人となり、過去最高を更新した。7月として初めて70万人を突破した。前年を上回ったのは34カ月連続。

外国人客は76.6%増の16万3千人で、4カ月連続で単月の過去最高を記録した。このうち中国人客は約2.7倍の4万700人と大幅に増加し、外国人客全体の25%を占めた。一方、国内客は1.9%減の55万1千人となり、2カ月連続で減少した。
 県観光政策課は「台風の影響などで国内客は前年を下回ったが、外国人客は海外路線の相次ぐ新規就航や、クルーズ船の寄港回数は前年同月比8回増などで好調に推移した」と説明した。
 外国人客は台湾が32.1%増の5万1800人、香港が79.7%増の2万3千人、韓国が2・1倍の2万1300人だった。
 国内客は東京方面が1.8%減の28万7400人、関西方面が1.0%減の11万2千人、福岡方面が3.3%増の6万3500人、名古屋が4.9%減の4万2700人。