中国、初のスマホ販売減 市場が「飽和状態」


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 【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーが20日発表した2015年4~6月期のスマートフォンの世界販売調査で、中国市場の販売台数が前年同期比で約4%減少した。前年と比べて減少するのは初めて。

 ガートナーは中国市場について、普及が進み初めてスマホを購入する人が減っていると指摘。市場が「飽和状態」になっていると分析した。
 中国は世界のスマホ販売の約3分の1を占める最大市場。落ち込みが続けば、中国での販売増を背景に増益を続けてきた米IT大手アップルなどの業績に悪影響を及ぼしそうだ。
(共同通信)