沖縄修学旅行2555校45万人 2年連続増


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 県は20日、全国の修学旅行取扱旅行会社12社を対象に実施した2014年の沖縄修学旅行入り込み調査結果を発表した。学校数は2・4%増の2555校、人数は3・4%増の45万959人で2年連続増加した。

15年は学校数が4・1%減の2451校、人数が3・4%減の43万5545人と予想している。
 15年は減少すると予想したことについて、県観光政策課は「各都道府県の学校は修学旅行に使う費用が決まっているが、4月からの貸し切りバスの料金改定や消費税増税などが沖縄修学旅行に影響を及ぼすだろう」と説明した。
 14年の実績を校種別で見ると、高校は校数が4・2%増の1725校、人数が4・4%増の34万7814人。中学校は校数が2・7%減の787校、人数が0・8%減の10万668人。小学校は校数が22・7%減の17校、人数が34・2%減の943人だった。
 都道府県別の入り込み状況は東京都が最も多く、次いで大阪府や兵庫県、神奈川県など。滞在日数別入り込み状況は、3泊4日が1373校で最多となり、2泊3日の999校などが次ぐ。
 月別の入り込み状況は、5月と10~12月が校数、人数ともに多い。5月は415校・5万4543人、10月は416校・8万8414人、11月は372校・8万2251人、12月は379校・6万9941人。