東証続落ことし2番目597円安 世界株安連鎖、2万円割れ


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 21日の東京株式市場は中国など世界経済の先行きが不安視され、日経平均株価(225種)は続落し、終値は前日比597円69銭安の1万9435円83銭となった。ことし2番目の下げ幅となり、節目の2万円を大きく割り込んだ。前日の欧米株下落がアジア株の売り注文を誘い、世界的に株安が連鎖した。

平均株価は中国の製造業の景況感を示す指数が悪化したと伝わり、一段安となった。原油価格の下落基調により、世界の投資資金がリスクを回避し始めたことも響いた。市場では当面は株安傾向が続くとの見方が出ている。
(共同通信)