九州で商業を学ぶ高校生が日ごろの学習・研究成果を発表する「第14回九州地区高校生徒商業研究発表大会」(九州地区商業高校長協会主催)が21日、浦添市のてだこホールで開かれ、最優秀賞に浦添商業高校が輝いた。八重山商工高校も次点の優秀賞を獲得し、県勢が上位を占めた。
浦添商は全国大会に出場する。
浦添商は開発したチョコレート製品に、ムスリム(イスラム教徒)が食べることができない材料の不使用を表示し、販売したことなどを報告した。
浦添商の金城幸音さん(18)は「優勝できると思っていなかったので、驚いた。全国大会では八重山商工の思いを胸に、頑張りたい」と意気込んだ。八重山商工の宮良優花さん(18)は「自信があっただけに、優秀賞は素直に喜べない。他校ではなく浦添商が優勝して良かった」と勝者をたたえた。