中国に端を発した世界市場の動揺が続いている。24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、終値が前週末比895円15銭安の1万8540円68銭となり、約2年3カ月ぶりの下落幅を記録した。世界経済が減速するとの懸念から円高、原油安が進み、上海などアジアの株式市場にも再び株安が連鎖した。
東京市場では東京証券取引所第1部上場の99%の銘柄が下落し、トヨタ自動車や新日鉄住金といった主力銘柄が最安値を更新した。平均株価の下げ幅が900円を超える場面もあった。5営業日連続で下落して終値は約半年ぶりの安値となり、この間の下げ幅は2000円を超えた。
(共同通信)