NY原油が急落、一時38ドル台 6年半ぶり安値


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 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク市場で原油先物相場が急落し、指標の米国産標準油種(WTI)10月渡しは時間外取引で一時1バレル=38ドル台をつけた。38.94ドルまで下げる場面があった。約6年半ぶりの安値で、原油の供給過剰感が引き続き嫌気された。10月渡しは前営業日の21日に節目の40ドルを一時割り込んでおり、原油安が加速してきた。

 24日は世界的な株安傾向が強まって、運用リスクを回避する投資家の動きが加速し、原油先物にも売りが広がった。10月渡しは21日に39.86ドルまで下げる場面があった。
(共同通信)