琉球新報社 文部科学省は２５日、２０１６年度予算の概算要求を１５年度当初に比べ９・８％増の５兆８５５２億円とする方針を固めた。成長戦略の実現に向けた特別枠に、国立大学改革の推進や海洋資源調査研究の強化、文化財を活用した観光振興など８４０３億円を盛り込んだ。教職員給与に充てる義務教育費国庫負担金は１兆５１６３億円。
国立大改革では、地域ニーズに応じた人材育成や、世界的に優れた教育、研究を進める大学を重点支援する。海洋資源の調査研究では、日本近海だけでなく、地球温暖化の影響が顕著に出ている北極海での国際共同研究に取り組む。
（共同通信）
