東証、中国緩和で上昇 割安銘柄を買い戻し


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 26日午前の東京株式市場は、前日の中国の追加金融緩和を受けて割安感のある銘柄を買い戻す動きが優勢となり、日経平均株価(225種)は反発した。
 午前10時現在は、前日終値比75円96銭高の1万7882円66銭。東証株価指数(TOPIX)は15・57ポイント高の1448・22。

朝方は、前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が約1年半ぶりの安値となったことを受け、先行きを警戒する投資家が多く、平均株価は前日の終値を挟んで方向感が定まらない値動きとなった。
 ただ、中国が株安連鎖の防止に向けて利下げに踏み切ったことで政策効果に一定の期待感が出た。
(共同通信)