県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は27日午前、2015年度地域通訳案内士試験を受験するために来沖している中国福建省の大学生17人を対象とした就職相談会を、那覇市のホテルロイヤルオリオンで開いた。観光分野を中心に、外国人人材を求める県内企業と学生を結び付けようと初めて企画した。沖縄ツーリスト、沖縄ワタベウェディング、御菓子御殿など県内10社が参加し、学生との面接を行った。
福建師範大学の日本語学科を卒業した厳婉嫻(げん・えん・かん)さんは「沖縄から中国に来た交換留学生との交流があったため、沖縄に対するイメージは良い。日本語を生かし、沖縄の旅行会社などに就職したい」と話した。
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