入試活用は23年度分から 高校基礎学力テスト


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 大学入試改革を議論する文部科学省の専門家会議は27日、高校生の学力到達度を測る目的で2019年度に導入予定の「高校基礎学力テスト」について、次期学習指導要領が高校2年生で実施される23年度分から、大学入試や就職に活用するとの中間まとめ案を大筋で了承した。

 大学入試センター試験に替わり、20年度に開始予定の「大学入学希望者学力評価テスト」は思考力・判断力・表現力を中心に評価。新たな必修科目の創設などを検討している次期学習指導要領の実施に合わせ、両テストとも、対象科目や実施方法を変更するとした。
(共同通信)