7月県内求人0.84倍 新規求人倍率1・42倍で復帰後最高


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 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が28日に発表した7月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・01ポイント低下の0・84倍となった。新規求人倍率は前月比0・17ポイント上昇の1・42倍で初の1・4倍台になり、日本復帰以降の最高値を記録した。県統計課が同日発表した7月の県内完全失業率(現数値)は0・5ポイント低下(改善)の5・5%だった。

 有効求人倍率は埼玉県と同率の全国46位で最下位だった。45位は鹿児島県の0・86倍、44位が佐賀県の0・92倍となっている。
 待鳥局長は28日の定例会見で「7月の有効求人倍率は低下したが、新規求人倍率が過去最高を記録するなど今後も堅調に推移していくのではないか」と分析した。
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