パナ、大阪と京都の2工場閉鎖へ 照明の生産集約


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 パナソニックが、発光ダイオード照明器具を生産する大阪府枚方市と京都府八幡市の2工場を9月末に閉鎖することが29日、分かった。収益性を高めるために生産を他の国内工場に集約し、従業員約250人は配置転換する。

 閉鎖するのは子会社パナソニックライティングシステムズ社の枚方工場と京都工場。生産機能は伊賀工場(三重県伊賀市)と春日工場(兵庫県丹波市)に移し、この2工場に約10億円の設備投資をして生産能力を3割引き上げる。従業員のほとんどがこの2工場に異動となる。
 枚方工場は1967年、京都工場は90年から稼働し、店舗や住宅向けの照明器具などを製造していた。
(共同通信)