アゲダバイパス特別賞 「ハイスクールマンザイ」


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 高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ2015 H―1甲子園」(同実行委員会主催)の決勝大会が30日、大阪府で開かれた。美里高校のコンビ「アゲダバイパス」が、九州・沖縄地区代表となり9組のファイナリストの1組として臨んだ。

惜しくも優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞した。
 アゲダバイパスは中石大海(たいが)君、翁長伽維(がい)君=共に2年=のコンビ。全国約千人の高校生が参加し、予選を経て9組が選ばれた。
 トリの2人は、海で溺れた人を見つけた男性と救急救命士の漫才を披露した。せりふをかむこともあったが、勢いあるボケとツッコミで観客の共感を得た。大会後、中石君は「優勝を狙っていたので残念だけど達成感はあった」、翁長君は「緊張したけど楽しかった」と振り返った。プロの芸人を目指すという。
 審査員のオール巨人さんは「最後に爆発させてくれた」と絶賛。優勝は関東地区代表の「パンケーキ」だった。