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海上自衛隊の練習艦隊が8月16~19日、11年ぶりにブエノスアイレスに寄港した。港では市民らが歓迎し、ブエノスアイレス市郊外付近から約千人の日系コミュニティー(主にウチナーンチュ)の日本語学校生と父母、教師らが参加した。
練習艦「かしま」「しまゆき」と、護衛艦「やまぎり」の3隻。総行程5万4千キロを160日間かけて、12カ国15の港を訪問している。
遠洋練習航海は、幹部育成のため1957年以降毎年行われている。約700人が参加する。
17日はアルゼンチン海軍航海練習船フリゲート艦帆船の博物館「サルミエント大統領号博物館」の船上で、練習航海司令部音楽隊のミニ・コンサートがあった。日本と縁の深い船で海自によるコンサートがあったのは特にめでたかった。博物館館長のカルロス・サバーラ元海軍高官は「こんなに素晴らしいアルゼンチン国歌の演奏は初めて聴いた」と語った。
(大城リカルド通信員)