川内原発1号、フル出力運転 9月10日に営業運転


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 九州電力は31日、再稼働した川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)がフル出力運転に入ったと明らかにした。当初は8月25日を予定していたが、復水器のトラブルで日程がずれ込んだ。原子力規制委員会の最終検査で問題がなければ、9月10日に現在の調整運転から通常の営業運転に移行する。

 川内1号機の出力は29日に100%に到達。原子炉や発電用タービンに異常がないか確認し、31日に原子炉内で発生する熱出力を100%に保つ「定格熱出力一定運転」というフル稼働の状態にする。
 川内1号機は8月11日に新規制基準に適合した原発として初めて再稼働した。
(共同通信)