2020年東京五輪の公式エンブレムを制作したアートディレクター佐野研二郎氏が手掛けた群馬県太田市の公共施設のロゴについて、米デザイナーが自身の作品に酷似していると指摘したことに関し、太田市の清水聖義市長は31日、定例記者会見で「そのまま使用する」と述べた。
清水市長は「見ただけで別物と分かる」と述べ、予定通り使用していくことを強調。米デザイナーから市に問い合わせなどは来ていないという。
佐野氏が6月、用意した4種類のロゴを清水市長に説明。清水市長がその中からロゴを選んだことも明らかにした。
(共同通信)