米司法省、NECトーキンに罰金 コンデンサーの価格操作


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン共同】米司法省は2日、NECグループの電子部品大手、NECトーキン(本店・仙台市)が電解コンデンサーの価格操作に関与したことを認め、罰金1380万ドル(約16億6千万円)を支払うことに同意したと発表した。

 司法省によると、NECトーキンは2002年から13年にかけて、競合他社と共謀して米国などで販売する電解コンデンサーの価格を操作した。
 電解コンデンサーは電子製品の内部で電気を蓄え、電流を制御する役割を果たし、コンピューターやテレビ、車のエンジン、エアバッグなどに幅広く組み込まれている。
(共同通信)