東証、一時1万8千円割れ 利益確定売りで反落


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 4日の東京株式市場は、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がり、当面の利益を確定する売り注文が優勢となった。日経平均株価(225種)は反落し、一時1万8000円を割り込んだ。下げ幅は一時、500円を超えた。

 午後1時現在は前日終値比351円60銭安の1万7830円79銭。東証株価指数(TOPIX)は30・08ポイント安の1444・90。
 欧州の量的金融緩和拡大への期待感から前日の欧州市場や米ダウ工業株30種平均が上昇した流れを引き継ぎ、朝方は日経平均株価も高く始まった。しかし米利上げへの警戒感から雇用統計の内容を見極めたいとの思惑が広がり、下落した。
(共同通信)