NY株、272ドル大幅反落 米国の早期利上げ意識


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 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米国の早期利上げが意識されて大幅反落し、前日比272・38ドル安の1万6102・38ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は49・58ポイント安の4683・92だった。

 この日発表の8月の米雇用統計は、新規就業者数の伸びが市場予想を下回る一方で、失業率のさらなる低下や賃金の上昇も示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げを開始する可能性が残ったと受け止められ、ダウ平均は全面安となった。
 ダウ平均は一時、350ドル近く下げる場面もあった。
(共同通信)