演技生き生き 名護児童劇団が発表会


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創作劇「コドモの会議」を朗読形式で豊かに演じる名護市児童劇団の児童=8月23日、名護市立中央図書館AVホール

 【名護】名護市内の小学3~6年生による劇団「名護市児童劇団」の本年度中間発表会「苺大福」が8月23日、市立中央図書館AVホールで開かれた。約150人の観客は子どもたちの織りなす物語の世界に引き込まれた。

名護市民会館の開館30周年記念事業の一環。現役団員の他、劇団OB・OGらの劇も上演した。
 現役団員は「コドモの会議」を約10人の朗読形式で披露した。ネコから身を守ろうとするネズミたちが主役の童話「ネズミの会議」を原作に、ある先生を恐れる子どもたちのありさまを生き生きと描いた。
 劇団OBは「三人の姉妹」を上演。ブタの兄弟がそれぞれ家を建てる童話「三匹の子豚」を原作に、母からの手紙がきっかけで急に家を建てることになった3姉妹のドタバタ劇を演じた。