将棋の第69回全日本アマチュア名人戦全国大会最終日は7日、東京都品川区の「ゆうぽうと」で準決勝と決勝を行い、小山怜央さん(岩手)が初優勝を果たした。岩手県勢の優勝は初めて。
小山さんは決勝で、初優勝を狙う横山大樹さん(北海道)と対戦。中盤までにリードを奪い、その後も手堅く指し進めて相手を押し切った。
準決勝で小山さんは桶屋郁夫さん(富山)を、横山さんは稲葉聡さん(愛知)を破った。
22歳の小山さんは、岩手県立大の4年生。昨年の学生名人で、今回、主要な全国タイトルを初めて獲得した。
(共同通信)