ファミマ、ココストアを買収へ 130億円で合意


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 コンビニ業界3位のファミリーマートが進めてきた同業中堅のココストア(名古屋市)の買収交渉が合意に達したことが8日、分かった。買収額は130億円程度とみられる。同日発表する。

 ファミリーマートの国内店舗数は今回の買収により単純合算で約1万2千店となり、2位のローソンに並ぶ規模に拡大する。ココストアの不採算店舗の整理を進めながら、ファミリーマートに転換していく方針だ。
 ココストアは、ソニー創業者の盛田昭夫氏の一族が経営する盛田エンタプライズ(同)が展開している。ただ店舗数は中部や九州の地域を中心に約650店にとどまり、単独での生き残りが難しくなっていた。
(共同通信)