三井住友海上、英損保の買収交渉 5千億円超


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 三井住友海上火災保険が、英国の損害保険大手アムリンの買収交渉に入ったことが8日、分かった。買収額は5千億円を超えるとみられる。日本国内の損保市場は人口減少で縮小すると見込まれており、海外に収益源を確保するのが狙い。活発になっている保険業界の合併・買収(M&A)が、一段と加速する。

 アムリンは海上保険や航空保険に加え、保険会社の保険金支払いの一部を肩代わりする「再保険」業務を展開。世界の再保険市場の中心であるロイズ市場に参加している。
(共同通信)