川内原発1号機、午後に営業運転 規制委検査、全て終了へ


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 原子力規制委員会は10日、再稼働した九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の営業運転直前の最終検査に入った。問題がなければ午後に九電に終了証を交付し、全ての検査を終える。その後、川内1号機は直ちに営業運転に移行する。国内原発の営業運転は2013年9月に関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が停止して以来2年ぶり。

 最終検査は9日に始まった。10日は原子炉をフル出力で運転しながら、規制委の検査官が各設備のデータを中央制御室で確認する。
 川内2号機は10月中旬の再稼働、11月中旬の営業運転を見込んでいる。
(共同通信)