ワタミ介護事業の売却検討認める 損保ジャパンも


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 外食チェーン大手のワタミは10日、子会社で手掛ける介護事業の売却を検討しているとのコメントを発表した。「現時点で決定した事実はない」としながらも「介護事業の譲渡に関する協議をしている」と認めた。

 損害保険大手の損保ジャパン日本興亜ホールディングスも「ワタミグループの介護事業買収について検討を行っている」とのコメントを出した。
 ワタミが介護事業の売却に向けた入札を実施し、損保ジャパン日本興亜ホールディングスが参加したことが判明している。ワタミは戦略的に進めてきた事業の多角化を見直し、居酒屋「和民」を中心とする飲食分野に経営資源を集中する。
(共同通信)