沖縄進出の可能性を探ろうと、国内の製薬・医療関連会社20社の幹部社員や研究機関の研究員らが11日午前、西原町の琉大医学部を訪れ研究内容の報告を受け、意見交換した。
ファイザーや花王、エーアイエス、大成建設などが内閣府主催の「沖縄力発見ツアー」として10日から来県している。午後には、うるま市の沖縄ライフサイエンス研究センターや恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)などを視察する。
意見交換では企業側から「琉大の再生医療研究に大変興味がある。産官学を考えると、官としてのインフラの整備をして頂かないと持続してやっていけない。」との意見があがった。県の助成費や今後の研究への質問もあった。
【琉球新報電子版】