琉球新報社 沖縄海邦銀行（上地英由頭取）は１１日、顧客の氏名や連絡先などの個人情報が記載された５７６人分の振込依頼書が紛失したと発表した。紛失先は糸満支店で、時期や原因は不明。同行によると、現時点で顧客への被害は確認されていない。
同行は顧客や第三者からの照会や同行に対する不当要求などは生じてないとして「誤って廃棄された可能性が高く、外部への情報漏えいの可能性は極めて低い」とした。
振込依頼書は２０１０年１月から３月にかけて糸満支店で作成された書類で、顧客の氏名や電話番号、銀行名、口座番号、取引金額などが記載されている。同行の内部調査の結果、５７６人分の総合振込依頼書が紛失していることが発覚した。同行は「今回の事態を真摯（しんし）に受け止め、全行を挙げてお客さまに関する情報の取り扱いおよび管理強化の徹底を図るとともに、再発防止に努めたい」とのコメントを発表した。
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