川内2号機、燃料装てん開始 10月中旬再稼働目指す


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 九州電力は11日、10月中旬の再稼働を目指す川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉に核燃料を装てんする作業を始めた。4日程度かかる見通し。燃料装てんと再稼働を経て、11月中旬の営業運転への移行を見込んでいる。

 燃料棒を束ねた燃料集合体を1日約40体ずつ、計157体入れる。燃料は使用済み核燃料プールからクレーンで移動させて原子炉容器に装てん。放射線を遮断し、安全性を確保するため、作業は全て水中で行う。
 原子力規制委員会は昨年9月、川内1、2号機が新規制基準に適合していることを認める「審査書」を決定、川内1号機は8月11日に再稼働した。
(共同通信)