「空手フリムン一代!」笑って学んで おきなわ新喜劇


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おきなわ新喜劇ツアー「空手フリムン一代!」に向けて意気込む、ガレッジセールのゴリ=琉球新報社

 吉本新喜劇と沖縄文化を融合させた「おきなわ新喜劇」の第2回ツアー「空手フリムン一代!」が21日から県内4カ所と東京、大阪で公演が始まる。

プロデューサーを務めるガレッジセールのゴリは「世界の誇りである空手を学びながら、笑いで悩みなども吹き飛ばしてほしい」と笑顔で呼び掛けた。
 沖縄の文化・歴史を笑いながら学べるエンターテインメントショーが目的で昨年12月に第1回ツアー「Do You“シーミー”?」を開催。沖縄の伝統「清明」をわかりやすく伝えた。今回は「空手」がテーマのアクションコメディ。「世界中の空手人口は5000万人以上といわれているが、沖縄発祥ということはあまり知られていない」と空手を取り上げた理由を語る。
 おきなわ新喜劇について「沖縄に観光に来た人に『おきなわ新喜劇、見に行った?』と言われるようなものにまでしたい」と目標を語る。「そのためには本土の人、県民、幅広い世代の全てに伝わる笑いにしなければいけない」と言葉に力を込めた。
 そのほかの出演はスリムクラブ、普久原明、城間やよい(泉&やよい)、渡辺直美(23日のみ)、きいやま商店(21日、22日、10月25日)など。
 県内公演は21日に沖縄市民会館、22日は浦添市てだこホール、23日は名護市民会館で。10月25日は宮古島市のマティダ市民劇場で開催される。問い合わせはピーエムエージェンシー(電話)098(898)1331。