日照不足で野菜価格が高騰 キャベツやキュウリ、育ち悪く


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 キャベツやキュウリなど野菜の価格が高騰している。農林水産省が15日に公表した7~11日の「野菜小売価格緊急調査」によると、キャベツが平年に比べ41%高い1キロ206円、キュウリが24%高い同736円と高騰した。日照不足など天候不順で育ちが悪く、出荷量が減っているためだ。

 宮城、栃木、茨城をはじめ、豪雨による被害が各地の農作物に出ており、今後の出荷に影響し、価格高騰が長引く恐れもありそうだ。
 キャベツの価格は8月17日の週(209円)に迫り、キュウリは4月20日の週(770円)に次ぐ水準となった。
(共同通信)