法科大学院、最低評価は4校 文科省が5段階分類公表


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 文部科学省は17日、司法試験の合格状況や定員充足率などを基に評価し、法科大学院を5段階に分類した結果を公表した。段階ごとに来年度の補助金の基礎額が決まっており、取り組み内容に応じて一定額を加算する。最高評価は13校。最低評価は北海学園大、駒沢大、近畿大、西南学院大で、他校との連合など抜本的な見直しがなければ、補助金が全額カットとなる。

 文科省は本年度の補助金から、段階に応じて補助金の基礎額を決める制度を導入した。最高評価であれば、教員の給与などにかかる経費の90%を補助、段階が下がるごとに10%ずつ減額。本年度に限り50%としていた最低評価は0%となる。
(共同通信)