三菱自動車、19万台リコール デリカなど、エンスト恐れ


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 三菱自動車は17日、エンジンの回転数が低くなるとエンストする恐れがあるとして、「デリカ」など乗用車3車種、計19万5482台(2005年10月~15年3月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 国交省によると、エンジンを制御するコンピューターの設定ミスが原因。信号待ちや渋滞などで、アイドリング状態か、それに近い低回転になった時に、エンジンが突然止まる恐れがある。他の対象車は「アウトランダー」と「ギャラン」。
 09年9月以降、98件のトラブルがあった。事故の報告はない。三菱自は中国に輸出した約2万9千台についても、無償で改修する。
(共同通信)