生命保険料は平均年38万円 少子化背景に減少続く


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 生命保険文化センターが17日発表した2015年度の生命保険に関する全国実態調査(3年に1回実施)によると、加入世帯が1年間に支払う生命保険料(個人年金保険を含む)の平均は12年度の前回調査より3万1千円少ない38万5千円だった。比較可能な03年度以降、減少が続いており、03年度(53万3千円)と比較すると28%近く減った。

 少子高齢化などで1世帯の人数が減少し、加入金額が減っていることが背景にあるとみられる。
 調査はことし4~5月に、全国の2人以上の世帯を対象に実施。4020世帯から回答を得た。
(共同通信)