東芝、責任調査委を設置 役員への賠償請求訴訟も


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 東芝は17日、不正会計問題をめぐる取締役ら役員の責任の有無などについて検討する「役員責任調査委員会」を、同日付で設置したと発表した。外部の弁護士3人で構成する。結果によっては、役員に対し損害賠償を求めて提訴することも視野に入れる。

 調査方法は今後決定するが、不正会計が確認された2008年度以降の取締役と執行役が対象となる。引責辞任した田中久雄前社長のほか、室町正志会長兼社長らも含まれる。調査結果は監査委員会に報告し、会社として責任の所在を明確化する。
(共同通信)