国内金融機関も格下げ、米S&P 国債に連動


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 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は17日、三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループなど国内金融機関の格付けを一斉に引き下げたと発表した。日本国債の格下げに伴う措置。

 大手銀行グループと、京都銀行など地方銀行7行の格付けは、従来の「A」から、上から7番目の「Aマイナス」に1段階引き下げた。日本国債が格下げされ、危機の際に日本政府からの支援が想定されている銀行の信用力も引き下げた。
 三菱UFJフィナンシャル・グループは、従来の格付けに政府支援が織り込まれていないため、判断を変えなかった。
(共同通信)