県内リゾ婚 最多の6159組 経済効果111億円超


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県内リゾートウエディング挙式組数の推移

 県が18日に発表した1~6月(上半期)の沖縄リゾートウエディング(リゾ婚)の実施組数は前年同期比17・7%増の6159組で、上半期として過去最高となった。内訳は国内が17・1%増の5524組、海外が23・3%増の635組だった。

 県は「誘客プロモーションの実施などが増加につながった」と分析している。また、リゾ婚で来県した人数は約11万3千人で、経済効果は最低約111億9千万円と推計した。
 ウエディングスタイルをみると「チャペルウエディング」が最も人気で、全体の84%を占める。次いで挙式を挙げないが写真を撮影する「フォトウエディング」が13%だった。琉球王朝時代の正装を着用した挙式「琉装ウエディング」「無人島ウエディング」などもある。
 海外客は香港330組、台湾206組で全体の8割強を占めた。海外で現地の法律に基づいて結婚する「リーガルウエディング」も人気があり、2014年と比べ、県内受け入れ可能な市町村は3市町村増の9市町村となり、1~6月まで120件の届け出があった。