琉球新報社 公衆便所や学校のトイレを含む市が管理するトイレへのトイレットペーパー設置決定を受けて、台北市政府では盗難予防のため、トイレットペーパーに型押しの方式で市のマークを印刷することを検討している。
■龍斌台北市長はこの盗難防止策に対し「市章の印刷は盗難防止に有効だと思われる」と語り、今後盗んだ市民に対する罰則規定なども整備する方針。「ある程度の盗難は予想されるが、予算自体は大きいものではなく、計画に変更はない」とも述べた。
現在、台北市が管理する学校や機関等のトイレは１万５９０カ所。そのうち、トイレットペーパーを設置しているのは７０８１カ所で、設置率は６６・８６％にとどまっている。７月末までにすべての学校と公共機関のトイレに設置を完了する予定だ。公衆便所に関しては、さらに調査を行った後、設置するかどうかを検討する。
※注：■は「赤」にオオザト
